匿名の案件情報だけではお伝えしきれない事業の魅力や見えない売り手様の思いを取材しました。
事業の歴史や特徴、なぜ譲渡を考えているのか、どんな方への承継を望んでいるのかなどを買い手様に知っていただくことで、質の高い交渉の実現や引き継ぎ後のビジョンのイメージが可能になるはずです。

匿名の案件情報だけではお伝えしきれない事業の魅力や見えない売り手様の思いを取材しました。事業の歴史や特徴、なぜ譲渡を考えているのか、どんな方への承継を望んでいるのかなどを買い手様に知っていただくことで、質の高い交渉の実現や引き継ぎ後のビジョンのイメージが可能になるはずです。

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感じて欲しいのは、仲間と一緒に「ものづくり」に夢中になれる悦び。
そして、ひとつひとつ信頼を勝ち取っていく醍醐味。

我々にしかつくれないものをつくる。
こんなに愉しい仕事はない。

大原エコテックの使命は、伸縮ポールの技術を駆使した
オーダーメイドの機器をつくること。
たったひとつの場所で、
たったひとつの目的のためだけに存在する、
まだ誰もつくったことがない機械たち。
その開発には、とことん人と向き合う姿勢がモノをいう。
発注主との対話から「本当の要望」を引き出し、
確かな技術を持つパートナーと、それを現実のものにする。
その間に立つ我々は、単なる設計者ではなく、
翻訳者であり、プロデューサーであり、クラフトマンだ。
人間のために、人間がつくる。
だから、おもしろい。だから、熱い。
この「ものづくりの」のヒューマニズムを、是非体験して欲しい
つくる醍醐味のすべてを、次の世代へ。

大手企業からの受注の数々。
実現を可能にしたのは、「ものづくり」への情熱。

当社が手掛けているのは主に、高所作業車などが入れない場所で使用される高所作業台や伸縮ポール。特殊な現場で活躍する機器なので、円滑に摺動することが技術の肝になります。ファブレス企業として20年、この技術を用いた機器の企画開発に携わってきました。その大半がオーダーメイドであり、予め正解の決まっていない場合ばかり。だからこそ、お客様の要望にとことん寄り添ったものづくりを目指してきました。
伸縮ポールの用途は様々。例えば、消防車両や通信機器の移動基地局車に搭載するほか、人が入れないような高所からの撮影や計測のために用いられる場合もあります。
商品例)
◆バルーン投光機
夜間作業に欠かせない照明機器。周辺を明るく均等に照らします。
◆高所作業台
屋外の工事現場や工場、高所作業車が入れない大型商業施設、空港等、高所で作業する際に使用されます。
◆揚重機
建築現場等で使用される、天吊りエアコン等の荷物を高い場所に上げるための装置。「荷揚げ機」とも呼ばれます。
2001年に創業してから今に至るまで、いわゆる営業活動は行っていません。現在の取引のほとんどが、お客様からお問い合わせを頂いてスタートしたものです。ひとつひとつの仕事が信頼となって、2013年には、大手建設会社から24mの伸縮ポール開発を受注。以後、公官庁、通信業、重工業、建設業等の大手企業との取引が続いています。
なぜ、当社の商品がこれほど厚い支持を受けられるのか。その理由の一つは「耐久性」と「精密性」にあります。20メートル以上の高さにまで人や物を安全に、正確に上げる。そのためには卓越した技術が求められます。例えば、ポールをスムーズに伸縮し、適切な位置で停止させるためには、各パーツを交差0.001mm単位まで調整しながら設計しなければなりません。内側のパッキンを均等に圧力がかかるよう設置するのにも、熟練の技術が必要不可欠です。
もう一つが「水圧式」を採用していること。ISO2000年版(9001)への注目が高まり、工場をクリーンルーム化する企業が増えてきた中、油圧式機器では環境維持が困難な場面も出てくるようになりました。水圧式ならば水道水と電気のみで稼働するため、構内環境を汚しません。使わない時は、中の水を捨てることも可能。そして、気圧式特有のエアーの飛び出し事故もなく、安全面でも非常に優れているのです。お客様にとっての利便性を向上させるのはもちろん、サステナビリティに配慮し、限られた資源や環境を守る安全なツールを提供することが当社の大きな使命だと考えています。

ファブレスメーカーだからこその、発想力。
信頼のパートナーと築き上げた、実現力。

これほどまでに特出した技術を持って商品開発ができるのは、何よりもクライアント企業とパートナー企業との繋がり、つまり人との繋がりを重視してきたからだと思っています。当社はファブレスメーカーなので、商品を製造するのはすべて外部のパートナー企業。設計・開発・製造・納品まで共に伴走することになります。そのため、お互いの知恵やアイデアを出し合いながら「お客様の要望を形にする」という目標に向かって共に突き進む信頼関係が大前提。まだ、誰もつくったことのないものを、みんなで一緒になってつくるという体験は、もちろんとても大変ですが、だからこそいいものができるし、完成したとき、お客様に喜んでいただけたときの喜びは代え難いものがあります。少しずつ頼れるブレーンが増えていった結果、お話をもらってから契約に至るまでの割合も、当初は20社に1社程度だったのが、現在では5社に1社ほどになりました。このパートナーシップこそが、「他社にはできない」と言わしめるほどの技術基盤になっていると思います。

この技術を、仲間を、ものづくりの悦びを、
サステナブルな未来へと引き継ぐ「同志」を求めて

起業して今年で20年。お客様に恵まれ、83歳になった今も現役で仕事をさせてもらえるのは本当に有難いことです。ただ、自分の年齢を考えると、次の世代にバトンを渡す準備をと思うようになりました。事業を譲渡する上で重要と考えているポイントは、下記の3点です。
  • ◆ものづくりに真摯に向き合えること

    他社が真似できない高度な技術があるからこそ、お客様は当社に依頼をするわけです。当然、その要望の難易度は非常に高いものばかり。設計図面を作る段階から技術者と打ち合わせをし、お互いが納得できるまで侃侃諤諤とするのも毎度のことです。「今までにない良いものを作りたい」という粘り強さがものを言う仕事ですが、その「ものづくり」の醍醐味を愉しめる姿勢が重要だと思っています。

  • ◆強固なパートナーシップを受け継ぐこと

    当社は人間関係を大切にし、取引先、外注先ともずっと良い関係を続けてきました。どんなものづくりも、「人」がいなければ成り立たないからです。私たちの商品には、携わる人の技術、思い、こだわりが詰まっています。当社が長年、苦楽を共にしてきたパートナーは、まさに「職人」と呼ぶにふさわしいスペシャリストばかり。価値あるものを作り出し、利益は皆で分け合う。そんな仲間との関係性を、しっかりと受け継いでほしいと思います。

  • ◆複合的な知識を身につけること

    当社の商品は、ほとんどがお客様からの要望に応じたオーダーメイドです。依頼に応じて様々な外部の技術者とやり取りをする必要があり、シリンダー技術や金属加工、製図等の幅広い専門知識が求められます。理屈だけでは積み重ねられない複合的な知識は、実際の業務を通じて身につけていくことになるでしょう。そのような学びの経験を前向きに捉えられる方に未来を託したいと思っています。

現在の取引先は公官庁、通信業、重工業、建設業がメインなので、同じ業種をクライアントに持っている企業であれば、リンクできる部分があるのではないでしょうか。もちろん、新しい業種も歓迎します。私のノウハウも人脈も、すべてお渡しするつもりです。まずは一緒に働いて、この仕事の面白さ、奥深さを知ってもらうところからスタートしましょう。

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