事業承継・M&A成功事例

ゲームエンジン開発会社

2018-03-09

事業事業・M&Aでは、買い手が事業シナジーを真剣に考えているかがポイント


今回は、シミュレーションゲームを作るためのソフトウェアをM&Aにて事業譲渡された成功事例のご紹介です。

売り手様が開発したソフトウェアの権利譲渡先をTRANBI(トランビ)で探していたところ、買い手企業の社長と意気投合し、その結果、買い手企業の従業員として入社し一緒に海外展開を目指すことになった少し珍しい事例です。
 

 

事業資産の譲渡のみの予定が、そのまま買い手企業に入社


本件で事業承継されたのは、シミュレーションゲームを量産するために独自に開発した専用ゲームエンジン。

ソフトウェアの開発者であるM氏は、自身のチームメンバーと共に開発した専用エンジンを、主に海外企業へ販売していました。事業と言っても会社組織では無く、個人事業主などを中心としたプロジェクトチームのような形態で取り組んでいたものでした。そのため、海外需要の高まりに組織体制が追い付かなくなり、開発したゲームエンジンの海外展開を目指せる企業へのM&Aによる売却を望んでおられました。
 
M氏は過去にもトランビを利用した経験があったため、譲渡に対する不安は特にはなかったとのこと。

M&A案件を掲載してから10社程度の買い手から交渉の申し込みがあり、同業種もあった中で、最終的には不動産業という異業種の会社と成約され事業をM&Aにて譲渡することにされました。
 
本来は、そのゲームエンジン開発プロジェクトの権利や成果物を事業譲渡するだけの予定だったものの、買い手企業の社長であるK社長と意気投合し、ゲームエンジン開発をしていたチームメンバーがK社長の会社の社員となり、その後の海外展開を一緒に目指すこととなったのでした。
 
「結局、事業を譲り渡したというよりは、事業を継続的に協力していくパートナーを得たという思いが強いです。」とM氏。
 

 

M&Aの買い手は、異業種の方がシナジーを重視して評価してくれる


M&Aによる事業の売却は、一見すると同業種の方がシナジーがあるように思われがちですが、私の場合は同業種の方が、方向性や金額感含めた条件面で折り合いがつかないことが多かったです。

今回は、不動産業の方で、直接の事業シナジーが無いように見えがちですが、不動産業界の中でアプリを展開されていたり、それを絡めて海外展開を考えられていたり、よく話を聞くとシナジーを生み出せそうな部分が多くありました。

また、プロジェクトチーム全体を評価頂いて、チーム全体を会社の一部門で取り込むような形でバックアップ頂けるスキームを組めたのが良かったです。K社長がIPOを目指されている中で、自分や、この事業が付加価値をそうしゅtしていける場があると感じたのが大きなポイントでした。
 
トランビの利用が初めてではないとは言え、事業の譲渡までにかかった期間は1カ月とのスピード成約。

本件のスピード成約のポイントはどんなところにあったのでしょうか。
 

 

M&Aを進める前の準備が、良いマッチングにつながる


買い手さんに合う前に資料をきちんと準備して、こちらから買い手さんにプレゼンテーションをするつもりで臨むことは常に頭に入れて望みました。

資料は10枚位のものを用意して、事業の概要や、業績や財務数値、希望金額を含んだものを用意しました。それを元に買い手さんにこちらから事業について積極的にお話をして、初回のミーティングで大枠の方向性を決めるつもりでお話をさせて頂きました。

結果として、およそ1/3程度が初回以降のミーティングに前向きに進むことになりましたが、初回のミーティングでお互いに目線を揃えられているので、変なボタンの掛け違いや無駄なミーティングなどはなくなり、トータルで見るとM&Aの交渉プロセス全体を効率化できたように思います。
 
売り手側の気持ちとして、事業に関する資料や譲渡希望金額はなるべく出したくないという思いはあると思いますが、私の経験則では、その気持ちが強いと結果的に無駄なミーティングややり取りで時間を浪費してしまうことが多いと思います。

事業を売却する際は、売り手側もしっかりと資料を準備して、買い手に自社の事業のプレゼンテーションをするつもりで臨むと、時間を無駄にする確率は下がり、それによるM&A疲れを生むこと無く、良い結果を導くことができると思います。
 
買い手であるK社長も「会って即決した」とのこと。

海外展開を目指す当社にとって、海外販売実績の多い当ソフトウェア事業は当社には大きなシナジーが見込めたのです。加えて、チームメンバーもみな素晴らしく、面談時にその場で「一緒にやりませんか」と提案しました。
 
トランビは、事業承継やM&Aを進める仕組みがオープンで色々な案件が多く、ルールも細かくないためとても使いやすいです。一方で、交渉相手は色々な人がいるので、沢山会ってみて自分が相手を選べる力を付けることも大切だと思いますが、事務局がメッセージを細かくチェックしてくれている事は安心感につながっていますね。

M&Aや第三者への事業承継をここまでオープンにしたトランビを非常に気に入っています。私の仲の良い社長にはみんなに進めています。あまりに気にいっているので逆にあまり教えたくないですが(笑)。
 
トランビを活用したM&Aの交渉では、多くの買い手と同時に複数の交渉をこなすことになるため、事前に資料の準備しておくことが重要なポイントとなっています。今回は、買い手との面談前に情報をしっかりと整理することにより買い手のK社長に、事業だけでなく、売り手であるM氏やそのチームメンバーの人柄まで強い印象を残す結果となったようです。
 
交渉のポイントや進め方について詳しく知りたい方は、トランビで提供している交渉マニュアルをご参照ください。


https://www.tranbi.com/mypage/mailbox/manual




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