2019-11-06 提携

遠州信用金庫と事業承継問題の解決に向け業務提携を開始

 弊社は、遠州信用金庫(本店:静岡県浜松市、理事長:守田泰男)と事業承継問題を抱える中小企業経営者様への事業承継支援サービスの提供について業務提携を開始いたしました。 8 月末の業務開始以降、遠州信用金庫を通じて既に数件の案件登録がなされており、今後も地域内における事業承継ニーズの発掘が期待されます。弊社では、現在280社を超える金融機関及びM&A仲介会社と業務を提携していますが、今後も金融機関及びM&A仲介会社との提携を広げることで、後継者問題に揺れる中小企業のM&Aによる事業承継を促進し、国内経済・地域活性化に寄与する全国的なネットワークの構築を目指してまいります。 

■業務提携の背景

 遠州信用金庫の中心的な営業エリアである静岡県において、帝国データバンクの行った2018年静岡県「休廃業・解散」動向調査によれば、静岡県内に本社を置く企業で、2018 年の「休廃業・解散」は704件と、前年を29件下回ったものの、未だ高水準で推移しています。業種別にみると、「建設業」が277件(構成比 39.3%)で全体の4割弱を占め、以下、「サービス業」の126件(同 17.9%)、「小売業」の102件(同 14.5%)と続いています。また、代表者年代別の構成比をみると、「70 代」が34.8%とトップで、次いで「60 代」の31.1%、「80 歳以上」の12.8%となり、「60 代」以上が全体の78.7%を占め、高齢代表者の休廃業・解散の比率が増加していることが伺えます。 
 今後、人口減少や経営者の高齢化が進む中で、持続的な地域経済の成長を遂げるためにも、休廃業による企業の経済活動の停滞を防ぎ、第三者への譲渡も含め「事業承継」促進の重要性が一段と高まっ ています。 
 

■業務提携の内容

 今回の業務提携により、遠州信用金庫は顧客に対して、「TRANBI」の全国ネットワークを活用したオン ラインM&Aによる事業承継機会を提供し、後継者問題に悩む中小企業経営者様への事業承継支援 サービスを展開。「TRANBI」のユーザー数は、10 月末時点で 40,339 社となっており、事業規模の大小に関わらず、全国から優良な承継先候補となる企業を提案することが可能になるとともに、「TRANBI」に掲載されている 1,400件超のM&A案件を買い手企業に対して提案することで、地元企業のM&Aを活用した成長戦略の実現を支援していただけるものと考えています。 
静岡県の事業承継・M&A 売却案件一覧:https://www.tranbi.com/buy/list/prefecture/19/

■遠州信用金庫(https://www.enshu-shinkin.jp/

【名  称】  遠州信用金庫
【理事長】   守田 泰男
【創  立】      1950 年 3 月
【事業内容】  静岡県浜松市を中心に 25 店舗を有する金融機関 

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