2020-03-25 新サービス

信金中金グループ協働 「しんきんトランビプラス」4月1日開始

 弊社は、信金中央金庫(本店:東京都中央区、理事長:柴田弘之、以下「信金中金」)及びそのグループ会社である信金キャピタル株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:山口和男、以下「信金キャピタル」)との資本業務提携に基づき、信用金庫専用の事業承継・M&Aプラットフォーム「しんきんトランビプラス」を4月1日(水)から運用いたします。

■サービス提供の背景

 後継者問題に揺れる中小企業のM&A促進による事業承継が喫緊の社会課題とされる中、全国各地の中小企業を取引先とする信用金庫が果たす役割に大きな期待が寄せられています。また、地域経済を下支えする中小企業の事業承継を一層促進するためには、金融機関との有機的な連携が必要であり、各信用金庫が一体となって支援に取り組むことができるプラットフォームが求められます。
 今回、運用を開始する「しんきんトランビプラス」は、全国255金庫、約7,300店舗のネットワークを有する信金中金グループとの協業によって実現しました。全国の信用金庫のネットワークを通じて利用可能であり、全国の中小企業の事業承継・M&Aを支援する仕組みになります。
 この仕組みでは長期にわたり会社経営者と信頼関係を築く各信用金庫の職員がM&Aを支援するため、これまでインターネットサービスの活用に消極的であった中小企業経営者であってもM&Aに挑戦していただける機会を新たに提供するサービスになります。

■サービスの概要

 本サービスは、事業の売り手・買い手ともに信用金庫の取引先に限定することで、企業間での安心かつ迅速なM&A交渉を可能にする点が特長です。各信用金庫が取引先に代わり案件掲載を行い、信用金庫同士の情報交換によって相手方となる企業候補の選定を進めていくため、より多くの中小企業がM&Aに挑戦していただけます。
 更には、本枠組みの円滑な活用に向けて、信金中金グループは、以下の3つのサービスを提供。取引先は相手企業とのマッチング以降、M&Aの成約に向けた様々なサポートを受けることが可能になります。

・信金キャピタルの「シンプルM&A」の提供
 株式譲渡契約書作成および財務監査等のマッチング後の手続きを廉価に提供するサービス
・各事業引継ぎ支援センターからM&Aにかかる初期相談や成約に向けた専門的なアドバイス支援
 信金中金と独立行政法人中小企業基盤整備機構との包括的な業務連携に基づき、全国の事業引継ぎ支援センターからM&Aに係る初期相談への対応や専門的アドバイスを受けることが可能
・全国の会計事務所等とネットワークを有するミロク情報サービスグループによる専門家紹介
 全国約8,400の会計事務所等とネットワークを有する株式会社ミロク情報サービスグループと連携し、専門家紹介を受けることが可能

【運用イメージ】

■信金中央金庫(https://www.shinkin-central-bank.jp/

【理事長】  柴田 弘之      
【設  立】   1950年5月
【事業内容】 金融業務全般、信用金庫の業務機能補完等  

■信金キャピタル株式会社(https://www.shinkin-vc.co.jp/

【代表取締役社長】 山口 和男  
【設  立】      2001年6月
【事業内容】    M&A仲介業務、投資業務等

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