2019-07-29 提携

福島銀行と事業承継問題の解決に向け業務提携が決定

弊社は、株式会社福島銀行(本店:福島県福島市、取締役社長:加藤容啓、以下「福島銀行」)と事業承継問題を抱える中小企業経営者様への事業承継支援サービスの提供について業務提携を開始致します。
現在、弊社では250社を超える金融機関及びM&A仲介会社と業務を提携していますが、今後も金融機関及びM&A仲介会社との提携を広げることで、後継者問題に揺れる中小企業のM&Aによる事業承継を促進し、国内経済・地域活性化に寄与する全国的なネットワークの構築を目指してまいります。

■業務提携の背景

福島銀行の中心的な営業エリアである福島県を含む東北地方において、帝国データバンクの行った「東北6県「休廃業・解散」動向調査(2018年)」によれば、東北地方における企業の「休廃業・解散」の件数は1707件であり、前年と比較すると2.0%増加となっています。業種別に見ると、「建設業」が32.7%と最も高く、次いで「サービス業」が22.6%、「小売業」が17.0%となっており、「休廃業・解散」した事業者の代表者を年齢別にみると、「60代」が492件(構成比35.2%)で最多、次いで「70代」の485件(同 34.7%)となり、60代以上で全体の約8割を占める結果となっています。
「福島県」単体では「休廃業・解散」の件数は346件と東北地方で2番目に高い県であり、毎年300件以上を保っている現状を鑑みると、今後持続的な地域経済の成長を遂げるためには、休廃業による企業の経済活動の停滞を防ぎ、第三者への譲渡も含めた「事業承継」促進が重要と考えられます。

■業務提携の内容

今回の業務提携により、福島銀行はお客様に対して、「TRANBI」の全国ネットワークを活用したオンラインM&Aによる事業承継機会を提供し、後継者問題に悩む中小企業経営者様への事業承継支援サービスの強化を予定。「TRANBI」のユーザー数は、6月末時点で30,541社となっており、福島銀行は、事業規模の大小に関わらず、全国から優良な承継先候補となる企業をお客様へ提案することが可能となります。さらに、「TRANBI」に掲載されている1,000件超のM&A案件を買い手となる企業様に対して提案することも可能となり、地元企業のM&Aを活用した成長戦略の実現を支援していくことが可能となります。

■株式会社福島銀行(https://www.fukushimabank.co.jp/

【名  称】        株式会社福島銀行
【取締役社長】  加藤 容啓
【設  立】        1922年11月
【事業内容】   福島県を中心に、57店舗を有する金融機関

 

プレスリリース一覧に戻る