2024-07-29 サイト情報

山口県事業承継・引継ぎ支援センターとTRANBIの連携によるM&A成約支援事例が新たに誕生いたしました。

山口県下関市・創業50年のうなぎ専門店「江戸焼うなぎ若松」を福岡県の介護サービス業法人がM&A

弊社と、山口県事業承継・引継ぎ支援センター(山口県山口市)が連携して、うなぎ専門店「江戸焼うなぎ若松」(所在地:山口県下関市)の事業譲渡をご支援し、2024年6月に成約に至りましたことをご報告いたします。


前列左側:譲受側の株式会社アビタシオン オーナー 吉井様
前列右側:譲渡側の江戸焼うなぎ若松 若松様ご夫妻
後列左側:本案件サポート担当の株式会社トランビ 長田
後列中央:譲受側の株式会社アビタシオン 購買部長 三浦様
山口県事業承継・引継ぎ支援センター 後藤様
後列右側:西中国信用金庫 山の田支店 係長 佐々木様



■ご譲渡事業「江戸焼うなぎ若松」について
山口県下関市にある「江戸焼うなぎ若松」は創業50年。店主が厳選した鹿児島県産うなぎにこだわり、創業以来継ぎ足し使い続けている秘伝のタレが自慢のうなぎ専門店です。 うなぎを開いて串打ちをして白焼きにし、蒸し器で蒸してタレをつけて丁寧に焼くという江戸風の焼き方を貫いており、老若男女幅広いお客様に愛されてきました。


■M&Aの概要について
前オーナーの若松様は、もともと東京都世田谷区でお店を開業し、1995年に下関へ移転されました。以来50年間、若松様ご夫妻が二人三脚で調理場を守り、こだわりの国産うなぎを提供し続け地元に愛されるお店となりました。76歳を迎えた若松様は後継者が不在だったため、事業譲渡を検討し、西中国信用金庫に初期相談の後に山口県事業承継・引継ぎ支援センターへご相談。弊社にご連携いただき共に後継者探しをご支援し、この度譲渡先とマッチングし無事に成約されました。
今回、このお店を譲り受けたのは福岡県に本社を置き、福岡・関東エリアで有料老人ホーム等の介護事業をメインで行いながらグループとして、医療法人、調剤薬局及び旅館・飲食店経営、エンタメなど多角的に事業を展開されている株式会社アビタシオン様でした。多角化経営・事業エリアの拡大のため本件にご興味を持たれ、譲受となりました。


■譲渡側・前オーナー 若松様からのコメント

昨年9月に急に体調不良、76歳という高齢からこのまま営業を続けることに不安を感じ、継承者も不在だったのでどうしたものかと思案中、取引銀行からの紹介にて山口県事業承継・引継ぎ支援センターの存在を知り、トランビさんにより事業承継者をお世話いただきました。トランビさんの親身なる仲介・交渉のおかげで無事事業承継契約書にサイン。今現在承継者と共に再開店に向け準備中で近日中にはOPENの運びとなります。トランビさんの方々には感謝の気持ち一杯で大変ありがたく思っております。幸いにも体調も戻りつつあり、承継者に寄り添い事業の益々の発展に微力ながら寄与していきたいと思っています。


■山口県事業承継・引継ぎ支援センター 後藤様からのコメント

若松様ご夫婦、吉井様ご契約おめでとうございます。今回若松様が長年に亘って営業してこられた「江戸焼うなぎ若松」の事業が、数多くの事業を手掛けられておられる㈱アビタシオン様に引継が行われたことに、山口センター一同大変喜んでおります。若松様が長年培われた事業が、これからアビタシオン様により新たな事業展開が期待される、双方にとって大変有益な今回のご縁であったと感じています。今後の「江戸焼うなぎ若松」様並びに㈱アビタシオン様の益々のご発展をお祈りします。


■山口県事業承継・引継ぎ支援センター概要(https://ymg-shk.go.jp/
【所在地】山口県山口市小郡令和1丁目1番1号 山口市産業交流拠点施設4F
【特徴・支援内容】 (公財)やまぐち産業振興財団が委託を受けて運営している事業承継の公的相談窓口です。親族間での事業承継(親族内承継)のみならず、従業員への承継(従業員承継)や後継者不在企業の第三者承継(M&A)を支援する公的機関で、事業承継に関連した幅広い相談を取り扱っています。

 

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