出汁を取らない一杯に、常連が通い続ける。独学でラーメンを磨いた千葉市稲毛区「麺処ONE」が、味を受け継ぐ方を募集中!
出汁を取らず、未経験でもその日から同じ味を出せる——千葉市稲毛区の「麺処ONE」は、独学の竹岡式ラーメンで口コミのリピーターを増やしてきました。味・メニュー・店名も自由、全国展開も見据えられる事業譲渡案件です。
千葉市稲毛区六方町。カウンター5席とテーブル2卓の小さなラーメン店「麺処ONE(めんどころ ワン)」は、出汁を取らない千葉の竹岡式を独学で磨き、口コミでリピーターを増やしてきました。店主の平岡貴弘さんは、この味とお店を受け継いでくださる方を探しています。
案件概要
| 譲渡スキーム | 事業譲渡 |
|---|---|
| 企業名/施設名 | 麺処ONE |
| 住所 | 千葉県千葉市稲毛区六方町36-1 |
| 代表者 | 平岡 貴弘二さん(68歳) |
※お店やお客様のご迷惑になりかねませんので、直接のお電話でのお問い合わせや、お約束のないご訪問は固くお断りいたします。必ず案件詳細ページを通じてご交渉ください。
https://www.tranbi.com/buy/detail/?id=30850
千葉市稲毛区六方町の通り沿い。黄色い外壁に「麺処ONE」の看板を掲げる、13席のラーメン店です。開業は2020年2月。もとはゴルフ仲間が集まる居酒屋として始まり、コロナ禍をきっかけにラーメン店へと姿を変えました。メニューのラーメンはすべて、店主の平岡貴弘さんが独学でつくり上げたものです。
ゴルフ仲間が集まる居酒屋「ホールインワン」から始まった
平岡さんは千葉県の出身で、実家もお店から車で10分ほど。建設会社に長く勤めたのち、介護の仕事にも携わり、2020年2月にこの店を開きました。
きっかけは、平岡さんが10年ほど前から世話役を務めているゴルフ仲間の集まりです。
ご家族にカラオケ好きの方がいたこともあり、カラオケのある居酒屋としてスタート。店名はゴルフにちなんで「ホールインワン」と付けました。
物件はもともとスナックだった居抜きです。壁も床も使える状態ではなく、カウンターの土台だけを残して内装を一からやり直し、トイレも新しくしました。改装には300万円ほどかけたといいます。
開業から6年あまり経った今も、店内と厨房は清潔に保たれています。

カウンター5席とテーブル2卓。内装は開業時に一新した
「締めのラーメンを作ってくれ」——コロナ禍で生まれた一杯
開店した2020年2月は、新型コロナウイルスの感染が広がり始めた時期でした。ほどなく営業時間の制限が始まり、居酒屋としての営業は思うようにいきませんでした。
ラーメンとの出会いは、一人の常連さんの“わがまま”からでした。
そのスープが思いのほか評判になりました。昼の時間を遊ばせておくのはもったいないと、自分なりに改良した醤油ラーメンを昼に出し始めます。
始めて半年ほどは、昼のお客さんは0〜5人ほど。それが口コミで少しずつ増えていきました。手応えを感じた平岡さんは、塩ベースのアサリらーめん、ニラにんにく、カレー、濃厚味噌と種類を広げ、チャーシューも業務用から自家製に切り替えます。
夜もラーメン目当てのお客様が増えると、隣でカラオケが鳴っているのは不自然になっていきました。約2年前に店名を「麺処ONE」に改め、今年に入ってカラオケも撤去。ラーメン一本の店になりました。「ホールインワン」の「ONE」を残し、ひと目でラーメン店とわかるよう「麺処」を付けた名前です。
出汁を取らない。だから朝は10時で間に合う
千葉県には、出汁を取らずに醤油ダレをお湯で割る「竹岡式」と呼ばれるラーメンがあります。麺処ONEのラーメンも、この考え方が土台です。
ラーメンごとに調合した返しを、一杯350ccのお湯で溶かせばスープの完成。麺は全メニュー共通の細麺で、茹で時間は1分10秒。注文を受けてから2〜3分で提供できます。
平岡さんがお店に入るのは、開店1時間前の朝10時。ご飯を炊き、お湯を沸かし、看板を表に返せば準備は終わりです。翌日分の野菜を切るといった仕込みは、営業中の手の空いた時間に済ませてしまいます。
早朝から深夜まで——そんなラーメン店のイメージとは違い、ここでは働く時間がはっきりと区切られています。

スープはラーメンごとの返しを雪平鍋でお湯に溶かしてつくる。大きな寸胴は使わない

厨房に立つ平岡さん。包丁も炊飯器も家庭用のものを使う
冷めたラーメンは出さない。2杯ずつしか作らない理由
作り方が簡単だからといって、手を抜いているわけではありません。
のせるチャーシューも、器に盛る前に温め直します。チャーシューは3時間かけて煮込む自家製です。チャーハンのご飯は前日のうちに145gずつ量っておき、味や量にぶれが出ないようにしています。
看板メニューの「竹ジローらーめん」は、もやしなどの野菜を茹でずに炒め、玉ねぎを煮込んだ甘みのある返しで仕上げた一杯です。具だくさんが好きだという平岡さんらしく、ヤングコーンや刻みネギもたっぷり入ります。

一番人気の竹ジローチャーシュー麺。炒めた野菜と、3時間煮込んだ自家製チャーシューがのる
新しいメニューの決め方にも、平岡さんなりの基準があります。
試作の段階では、常連さんや仲間を呼んで率直な感想を聞きます。トマトラーメンのように、店に並ばなかった一杯もあるそうです。

塩ベースのアサリらーめん。ほかのお店ではなかなか出会えない一杯

あえてパラパラにしない、しっとりとしたチャーハン
リピーター8割。口コミで、遠方からもお客様が
広告にはほとんど頼っていません。それでも、お客様の約8割はリピーターです。
仕事で近くに来ていた横浜の方が、後日ご家族を連れて再訪したこともあるといいます。
忘れられないお客様を尋ねると、初めて来店した方の話をしてくれました。竹ジローを食べ終えると「もう一杯いいですか」。続けて「アサリらーめんも食べてみたいんですけど」と、ボリュームのあるラーメンを3杯平らげ、スープまで飲み干していったそうです。
平岡さんは、ここまでお店を育ててくれた常連さんへの感謝を口にします。
「このラーメンを、全国へ」——託したい想い
年齢のことも考え、平岡さんはこのお店を次の方に託すことを決めました。
出汁取りがなく、経験がなくてもすぐに同じ味を出せる——平岡さんは、このラーメンが多店舗展開やテイクアウトの展開にも向いていると考えています。実際、全国に広げてくれる企業に向けて、レシピを託したいという手紙の文面を用意したこともあるそうです。
ただし、まず望むのは、この場所で基盤をつくってもらうことです。
後を継ぐ方に、変えてほしくないことはありますか。そう尋ねると、答えは明快でした。
求めるのは、人柄です。
未経験でも、その日のうちに作れる。期間を限らないサポート
ラーメン店での経験は問いません。現在お店を手伝うスタッフも飲食の経験はなく、教わったその日からラーメンを作れるようになったといいます。
引き継ぎのサポートは、期間を区切らずに行う考えです。

竹ジロー、アサリ、濃厚味噌、ニラにんにくなど、ラーメンの種類は豊富
この事業を引き継いでみませんか?
最後に、この記事を読んでいる方へのメッセージをいただきました。
一人のお客様として、ぜひ一度お店で味わってみてください。ご来店の際は、店頭での譲渡に関するお声がけはご遠慮ください。
※お店やお客様のご迷惑になりかねませんので、直接のお電話でのお問い合わせや、お約束のないご訪問は固くお断りいたします。必ず案件詳細ページを通じてご交渉ください。
https://www.tranbi.com/buy/detail/?id=30850