大阪ガス 進取の気性の新たなる挑戦 大阪ガス 進取の気性の新たなる挑戦

革新を、誠実に。大阪ガスは
資本提携先を募集します。

革新を、誠実に。大阪ガスは
資本提携先を募集します。

2017年から始まった都市ガスの自由化という変化も追い風に変えて、Daigasグループ(大阪ガスグループ)は積極的な事業やエリアの拡大に乗り出している。「長期経営ビジョン2030・中期経営計画2020」でも、時代を超えて選ばれ続ける革新的なエネルギー&サービスカンパニーになるため、3つの超える(「お客さまの期待を超える」「事業の枠を超える」「企業の枠を超える」)をテーマとして掲げ、果敢にチャレンジを重ねているのだ。

今回、DaigasグループはTRANBIを通じて、中長期的なリレーションシップを組む資本提携パートナーを募集する。グループのハブとなって資本提携を推進する大阪ガス株式会社新規事業開発部事業開発チームの上田泰士氏に資本提携先募集の背景や意図についてお話を伺った。

上田 泰士 TAIJI UEDA

1974年、奈良県出身。同志社大学卒業後、大阪ガス株式会社入社。同社で家庭用太陽光発電システム販売の立ち上げや大手料理教室とのアライアンスなどを推進。2018年より新規事業開発部にてM&Aに従事。直近では東京で事業展開を行うリノベーション事業者との資本提携について、きっかけとなるアプローチから契約締結までプロジェクトメンバーとしてまとめあげた。


01 エネルギー事業にとどまらない、
Daigasグループの事業領域

大阪ガスと言えば「関西のガス会社」というイメージかもしれませんが、実はその枠にとどまらず事業を展開しています。
Daigasグループの事業領域は、三つの柱によって構成されています。一つ目の柱は、国内エネルギー事業。関西圏を中心にガス製造・販売、ガス配給、電力発電・販売に取り組んでおり、2020年3月末時点でお客さまアカウント数は910万件となっています。二つ目の柱は、海外エネルギー事業。海外から天然ガスを輸入してお客さまに届けるだけでなく、重点活動地域の北米・アジア・オセアニアを中心に、国内で培ったノウハウやこれまでに構築した海外事業基盤を最大限活用し、上流(ガス田・油田開発事業、LNGトレーディング事業)から中下流(LNG基地事業、小売事業・エネルギーサービス)まで事業拡大を進めています。

これら二つの事業領域はエネルギー会社としてのイメージ通りかもしれませんが、積極的に推進してきたのは、三つ目の柱である「ライフ&ビジネスソリューション(LBS)事業」です。Daigasグループは連結子会社156社のグループ会社を保有しており、「エネルギー事業と異なる事業を展開することで、事業リスクの分散を図り、事業価値の向上や強靭な事業ポートフォリオの構築を目指す」といった視点から多角化を進めてきました。

LBS事業の中でも特に核となるのは、都市開発事業(不動産)・情報事業(IT)・材料事業(ケミカル)の領域で、たとえば、グループ会社で都市開発事業(不動産)を担う「大阪ガス都市開発」ではマンションの賃貸・分譲、ビルメンテナンスなどを手掛け、情報事業(IT)を担う「オージス総研」は企業のシステム開発などを手掛けています。LBS事業においては、これまでも積極的に資本提携を実施してきましたが、今後さらにチャレンジをしていきたいと思っています。

このようにエネルギー事業の枠を超えてきた弊社ですが、近年ではエリアの枠も超えていて、2018年には中部電力との共同出資により「CDエナジーダイレクト」を設立して、首都圏で電気・ガスおよび暮らしやビジネスに関わるサービスの販売を始めました。エリアを超えるのは私たちにとってはチャレンジングなことであり、関東圏でのお客さま開拓にはまだまだ課題もありますが、関西圏で培ったノウハウを活用しながら、お客さまに選ばれる総合エネルギー・サービス企業を目指しています。

02 成長のために常に変化を求める、
大阪ガスのチャレンジ精神

私たちDaigasグループ社員の中で脈々と受け継がれているマインドが「進取の気性(しんしゅのきしょう)」で、いわば積極的に新しいことへチャレンジしていこうというものです。2017年4月から始まった都市ガスの自由化によりお客さまが自由に都市ガス会社を選べるようになりましたが、これにより当社としてこれまで以上の付加価値をお客さまへ提供できなければ、選んでいただけないということです。これは脅威に見えますが、弊社にとっては「進取の気性」のスピリットを改めて奮い立たせる好機となり、社内にもさまざまな変革が起こりました。

その例が、先に挙げたCDエナジーダイレクトの設立や、2018年のイノベーション本部設立です。イノベーション本部のミッションは、枠を超えた新たな商品・サービス・ビジネスを創出して、未知なるものに挑戦し続ける環境を形成していくこと。これまでもスタートアップ企業との交流はありましたが、継続的なイノベーションの推進に取り組むべく、2018年4月に米ベンチャーキャピタル「WiL(ウィル)」が出資するベンチャーファンドへ出資し、2018年6月にはシリコンバレーに現地駐在員を派遣しました。現地企業とのネットワーク構築の強化、幅広いステージのスタートアップ企業の情報収集を行うとともに、有望な技術、アイデアについては、大阪ガス事業部門メンバーとの共同プロジェクトによる迅速な試行検証を行っていきます。また、国内外スタートアップ企業との戦略的提携によるイノベーションの加速を進めています。2018年に蓄電池の最適制御技術に強みをもつソフトウェア開発企業であるGeli社への出資を行いましたが、本年は、NTT西日本の100%子会社で、ドローンを活用したインフラ点検ソリューションを提供するJIW社(ジャパン・インフラ・ウェイマーク)、少量データからの識別や予測など優れたAI技術を保有するハカルス社にそれぞれ出資しました。その他、各事業部でも、ビーサイズ社と提携したAI・IoTを活用した見守りサービスや、バカン社と提携したトイレ空席管理IoTサービスなど、スタートアップ企業との提携を積極的に進めています。

03 進取の気性の一方で、
誠心誠意・堅実な大阪ガスマインド

Daigasグループは、「進取の気性」のスピリットがある一方で、堅実でもあります。「前述のとおり事業領域は着実に拡大してきましたが、まったく未知の事業領域に飛び込むことは考えていません。資本提携においても、共に、末長く、着実に成長できるかを重視するため、お相手さまとの「相性の確認」にはじっくり時間をかけています。お相手さまと納得をいくまでコミュニケーションを重ねた結果、資本提携までに二年ほど掛かった事例もあるほどです。こうした堅実さと「進取の気性」を持ち合わせているので、「飛び地」ではなく「シナジーのある領域」に進出することが多いと言えます。

資本提携パートナーとの関係で大切にしていることは、「手を組むことで、互いが成長し、幸福になれるか」という視点です。企業のさらなる成長や従業員のみなさまのさらなる幸福追求が出来るかを重視します。また、従業員が働きやすくなるように、あるいはDaigasグループの様々なステークホルダーからの信頼に応えるためにも、私たち上場企業として必要とされるガバナンスレベルに合わせた法令や規則の遵守に向けた整備をしていく必要があります。細かくお願いすることもあるため、時に面倒に感じられてしまうかもしれませんが、今後の成長を見据えると、あらかじめ足もとを固めておく必要があると思うのです。そして、同じビジョンを描けることも非常に重要であるため、できる限りたくさんお会いして、お互いの腹を割って本音で話すFace to Faceのコミュニケーションをとても大切にしています。社会情勢の大きな変化など、ビジネスを進めていく中で向かい風になりそうなことやリスクも想定した話し合いを行います。

お相手さまが考える将来展望や問題意識なども伺い、すべてを共有した上で、ともに懸念点を解消し、ビジョンを描いていきたい。ボタンの掛け違いが起こらないように、一つずつ誠実に資本提携を進めていきたいと思っています。

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